看護学専攻ではモンゴルやオーストラリア、フィリピン等の大学と交流をしています。
近年は、首都ウランバートルに位置するモンゴル国立医科学大学、オーストラリアではゴールドコーストにあるグリフィス大学での学生看護研修を実施しました。また、相手国より研修生等の受け入れもしています。途上国や先進国における医療や看護の実際、および、現地での生活や学生との交流を通して広い視点で看護について学ぶことができました。今後はITを活用しながら、交流の幅を広げていくことを計画しています。

ワシントン大学(アメリカ、シアトル)との交流は21年間継続しています。2019年は3月4日から3月15日に、学部4年生2名と大学院生1名がワシントン大医学部を滞在し、講義や実習への参加、施設見学を行いました。2019年7月2日から7月11日までの期間、ワシントン大学の３名の学生が群馬大学を滞在し、講義や実習を通して本学の学生と交流を行いました。各学年から選出した留学生担当委員が留学生の滞在スケジュールを作成し、前橋七夕祭りや高崎観光巡りへ繰り出しました。

理学療法学専攻では、2007年　モンゴル国立医科学大学（モンゴル国）、2011年　ピュージェット・サウンド大学（アメリカ合衆国）、2015年　ランシット大学（タイ王国）、2017年　オタゴ大学（ニュージーランド）と交流協定を締結し、学生の学術的交流や文化的交流、教員の交流等を積極的に行っている。本専攻の学生が交流協定校を訪問する際には、英語でのプレゼンテーションや大学・関連施設見学、ホームステイなどを行い、現地学生との交流を図っている。英語で発表を行うため、事前学習（準備）にも力を入れている。また、留学生も多数受け入れており、院生の共同研究にも積極的に取り組んでいる。さらに、交流協定校の教員による本専攻学生に対する英語での講義も行っており、本専攻学生が海外・外国語に触れる機会を作っている。

モンゴル国では唯一となる作業療法学科が、2014年にモンゴル国立医科学大学に新設されました。現在，作業療法の専門教育支援や学生交流・文化的交流を行ってます。アメリカでは、ワシントン州①ピュージェット・サウンド大学、②ワシントン大学 両校との学生交流を2001年から実施しています。隔年のアメリカ研修ではホームステイや英語のプレゼンテーションを経験しながら実践的な英語力を身につけます。韓国①釜山市 インジェ大学、②亀尾市 グミ大学 両校とは学生交流が中心です。社会的背景や文化が似ている日本と韓国ですが、作業療法の社会的役割は随分異なっています。そんな違いが体験できる研修を企画しています。Angeles University Foundationとは2019年に交流を始めました。フィリピンでは、災害や小児分野での作業療法が発展していました。

留学には、学部で中心に実施しているもの以外に、大学間交流や民間の留学制度を利用したものまで、多くの留学制度を提供しています。現在実施している留学についてはお問い合わせください。